過去の質問と回答

女性

更年期とコレステロールの関係は?

50代

40代後半からコレステロール値が急に高くなりました。脂質異常症の薬を服用していますが、食事、運動では、どんなことに気をつけたらよいでしょうか?

おそらく更年期による高コレステロール血症ではないかと思われます。女性は、50歳ごろから女性ホルモン(エストロゲン)が低下し始めるため、コレステロール値が上昇しやすくなります。 薬を飲んでいても、食事療法、運動療法をあわせて行っていただくことが重要です。食事では、動物性脂肪(牛肉、豚肉、ひき肉など)を控え、できれば、魚や大豆などでたんぱく質を摂取するようにするとよいでしょう。また、食物繊維(海藻類や根菜類、黄緑色野菜など)をできるだけとるように心がけてください。 更年期は、骨粗しょう症の可能性も出てきます。運動療法(有酸素運動)は、善玉コレステロールといわれるHDLコレステロールを上昇させる効果があるほか、骨粗しょう症の予防にもおすすめです。

妊娠中のコレステロール上昇は一時的なもの?

30代

現在、妊娠中ですが、血液検査の結果、総コレステロールも中性脂肪も妊娠前の倍近くあり、驚いています。一時的なものでしょうか?産後は元に戻りますか?

妊娠すると、血液中の脂質の値が高くなるのは一般的なことで、総コレステロールも中性脂肪も倍くらいの範囲の増加であれば、とくに問題はありません。出産して授乳が終わる頃には、高コレステロール状態も改善しているはずですので、出産後にもう一度血液検査を行って、低下していることを確認してみてください。

LDLコレステロールが200mg/dLを超えました…

40代

5年ほど前からLDLコレステロール値が160から180と増えていき、今年とうとう200を超えてしまいました。

閉経に近づいてくると、女性ホルモンが少しずつ減ってきて、LDL(悪玉)コレステロール(LDL-C)は上昇することが多いことが確認されています。LDL-Cが上昇すると、動脈硬化(狭心症や心筋梗塞など)の発症頻度が高まることも、すでに確認されていることです。
しかし、LDL-Cは、高くなっても、糖尿病などの合併症がない限り、ある一定の期間を経過しなければ、動脈硬化まで発展しないことも明らかになっています。したがって、ご質問の方も60歳頃まではお薬などの積極的な治療の対象にはならないと思います。 ただし、LDL-Cは低く保っていたほうがいいのは当然ですので、飽和脂肪酸(動物性脂肪)やコレステロールの多い食品(卵類)の摂取は控えるようにしてください。
また、動脈硬化予防のためにはお魚や大豆製品の摂取が有効であると言われていますので、積極的に摂取されることをお勧めします。運動ではLDL-Cは低下しませんが、HDL(善玉)コレステロールは上昇することが期待され、動脈硬化予防には極めて有効であることがわかっています。今は、できるだけ動脈硬化予防にいいことを継続してください。

妊娠中ですが、高血圧の薬は飲んでも大丈夫?

40代

もともと高血圧で薬も飲んでいるのですが、妊娠中も続けてよいのでしょうか?

妊娠中に服薬すると、胎児に影響がでる可能性があり、いくつかの種類の降圧薬は使用が禁じられています。妊娠中には服薬が禁忌とされているのは、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)であり、慎重さが求められているのは利尿薬系統の降圧薬です。妊娠中には極力、服薬を控えるのが安全であり、どうしても必要な場合にだけ、服薬するようにするのが望ましいでしょう。

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