動脈硬化とは？

心臓の拍動（脈波）が血管を伝わる速度で、しなやかさを測定できます。
　➡硬い血管は脈波が早く、しなやかな血管は振動を吸収するので脈波が遅くなります。

生活習慣を改善することで、しなやかな血管を取り戻せます。
　➡特に禁煙、運動、食事ポイントです。

年齢は関係ありません。血液中のコレステロールが増えすぎて、動脈硬化になることもあります。

A.粥状（じゅくじょう）動脈硬化：動脈の内膜が厚くなる。
B.中膜硬化：動脈の中膜が硬くなる。
C.細動脈硬化：細い動脈に起こり、全体がもろく破れやすくなる。
の３つに分類されます。

粥状動脈硬化は心臓や脳に血液を供給する冠動脈、脳動脈など太い血管でよく起こります。

動脈硬化はサイレントキラーと呼ばれる恐ろしい現象です。自覚症状がなくても進行している可能性があります

内臓脂肪が多くなると、血液中のLDLコレステロールや中性脂肪が増えて、動脈硬化を促進し、心臓病や脳卒中の原因になります。
　➡お尻や太ももなど下半身に脂肪がつくタイプを「皮下脂肪型肥満（洋なし型）」といいます。

心臓の拍動から伝わる速さから動脈の硬さを測る「PWV」「CAVI」や血管の内皮の機能を検査する「FMD」といった検査で動脈硬化の進行を推量できます。