動脈硬化と喫煙

ニコチンが善玉コレステロールを減らし、一酸化炭素が悪玉コレステロールのはたらきを促進します。

喫煙を始める年齢が若いほど、がんや循環器疾患などタバコに関連する病気になりやすく、早世するリスクが高まることが明らかになっています。

リラックス効果と動脈硬化へのリスクは関係ありません。タバコを吸うことによって動脈の炎症や収縮が引き起こされ、動脈硬化は進みます。

喫煙者が吐き出す煙にもニコチンやタールなどの有害化学物質が含まれています。また、タバコから立ち上る煙にはより多くの有害化学物質が含まれており、喫煙者だけでなくその周りの人にも悪影響を及ぼします。

加熱式タバコにもニコチンや発がん性物質など、さまざまな有害化学物質が含まれており、安全性は証明されていません。従来の紙巻きタバコと同様に動脈硬化や発がんリスクが高まるといわれています。