こんな方におすすめ
アルコールが大好き
付き合いで酒を飲む機会が多い
自他ともに認める宴会部長だ
お酒はほどほどなら良い効果
ビール中びん1本、ワイン2杯程度に
適量のアルコールは、「悪玉コレステロール」を減らし、動脈硬化予防に効果があるといわれています。ただし、飲みすぎると、高血圧や肝臓の中性脂肪を増やす原因になります。
一日のアルコール摂取量は、純アルコール量で20g程度が目安です。下表は、アルコールの濃度から量を計算した表。ビールは中びん(あるいはロング缶)1本、ワインは2杯、ウィスキーなら水割りのダブルで1杯くらいが適量です。
なお、お酒の中でも赤ワインのポリフェノールには「抗酸化作用」があり、動脈硬化予防に効果があるといわれています。血液中の悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が、酸化されるのを抑制します(動脈硬化の詳しいメカニズムはこちら)。もちろん、飲み過ぎは良くないので適量は守ってください。
1日に飲んで良い酒量の目安(純アルコール量20g)
お酒の種類 | 1日に飲む適量 |
---|---|
ビール(中びん1本) | 500ml |
ワイン(2杯) | 240ml |
日本酒(1合) | 180ml |
焼酎(0.5合) | 90ml |
ウィスキー(ダブル1杯) | 60ml |
ブランデー(ダブル1杯) | 60ml |
おつまみにも気を付けて
お酒を飲んでいると、唐揚げやいかの塩辛など、油や塩分の多いものを食べたくなります。アルコールの量だけでなく、おつまみにも気を付けなければいけません。揚げ物より、焼鳥やローストビーフなど、焼いたおつまみは、脂質やカロリーが低く、おすすめです。同じく、マヨネーズを使ったポテトサラダなどより定番の枝豆を、魚ならフライよりお刺身をつまむと良いでしょう。ワインに良く合うチーズは高脂質・高カロリーなので、食べ過ぎないようオリーブやピクルスを合わせていただくのが◎。