活性酸素(かっせいさんそ)

大気中に含まれる酸素分子が、より反応性の高い化合物に変化したものの総称です。体内で酸素が利用され、代謝が行われる過程で自然に発生します。活性酸素は毒性が強く、体内の細胞を酸化させるため、老化の引き金やさまざまな病気の原因になるといわれています。
一方で、強い攻撃力で体内に侵入したウイルスや細菌を退治する、免疫の一部を担う大切なはたらきがあるほか、体内で余った水素を水として排出させる機能ももっています。