生活習慣病(せいかつしゅうかんびょう)

毎日の食事や運動をはじめ、喫煙、飲酒、休養などの生活習慣が、発症・進行に深く関与していると考えられている病気の総称です。高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、高尿酸血症などがあり、日本人の死亡原因の上位を占める心臓病や脳卒中の多くには、生活習慣病が関係しているといわれています。
40~60代のいわゆる中年層に多くみられるため、以前は「成人病」と呼ばれていましたが、発症には生活習慣が深くかかわっていることが明らかであることから、1996年に「生活習慣病」と改称されました。
生活習慣病があると、動脈硬化が進みやすく、循環器病の危険が高まるため、若いうちからバランスの取れた食事や適度な運動を行い、禁煙を心がけるなど、生活習慣病の予防に努めることが大切です。