動脈瘤(どうみゃくりゅう)

動脈の壁の一部が何らかの原因で薄くなり、その血管がコブ状に膨らむことをいいます。大動脈に起こった場合を大動脈瘤、脳動脈に起こった場合を脳動脈瘤といいます。
動脈瘤の原因には、壁が弱くなる変性疾患、外傷、炎症、感染、先天性の場合などがありますが、動脈硬化が原因の多くを占めています。なかでも、高血圧、脂質異常症、喫煙は、血管にコブができやすくなる危険因子といえます。